2023-06-07
連弾の楽しみ♪メヌエット
こんにちは。
函館 中道のピアノ・ソルフェージュ教室、おんぷやです。
五稜郭公園では藤の花も終わり、お堀のスイレンの花が咲き始めました。
水深の浅い泥の中から、毎年、生まれたてのつやつやした花が出てくるのに感心してしまいます。
さて、バッハのメヌエットは、ピアノを勉強する人が一度は弾く有名な曲です。
この曲は長年、バッハの作品とされてきましたが、実はペツォールトというドイツのオルガン奏者の作品です。
なんでも、バッハ自身が作曲家の名前を書かずに「アンナ・マグダレーナのための音楽貼」という曲集に入れていたことから起こった誤解だとか…
(アンナ・マグダレーナはバッハの奥さんです)
つまり、奥さんが練習するために集めた曲の中に、この曲も入っていたということのようです。
出版されるとは思わずに作曲家の名前を入れなかったのか、少なくとも今となってはこれだけ有名な曲ですから、死んだ後に、バッハは気を揉んでいたかもしれませんね …
この時代は、一度演奏された曲を繰り返し使うということが少なかったので、バッハは生涯1100曲もの曲を作曲しました。。
音楽の父とも呼ばれ、バロック時代を代表する作曲家であり、生涯、教会でオルガンを弾いて、沢山の子供に恵まれたよき家庭人だったといわれています。
ペツォールトのメヌエットをジャズ風にアレンジした、大人の生徒さんとの連弾🎶
本来、3拍子の曲を4拍子にアレンジすることによって、ちょっとおしゃれな感じになっています❤