こんにちは。

 

函館中道　ピアノ・ソルフェージュ教室　おんぷやです。

 

小さな庭ですが、ナスや、さやえんどう、ピーマン、つるむらさきなどの夏野菜が少しづつ収穫できるようになってきて、いよいよ夏だなと思う今日この頃です。

 

 

7月８日、ソプラノの本田依子さんのコンサートに行ってきました。

 

場所は、西部地区の函館公会堂です。

 

明治時代に建てられた洋館で、大正天皇が皇太子時代に訪問された際に宿泊なさったり、戦中～戦後にかけては軍の司令部や病院だった時期もあり、函館の歴史を見続けてきた建物です。

 

 

古い建物なので暑いかな、と思って行ったのですが、海を見下ろす会場の窓からちょうどよい海風が入ってきて、本多さんの優しい歌声と風に包まれたとても良いコンサートでした。

 

 

ピアノ伴奏は畑中佳子さん、本多さんの息子さんはバイオリンで賛助出演されました。

 

３人の息がぴったり合ってどれも素敵だったのですが、１曲目のモーツァルトの「アレルヤ」が特に心に残りました。

 

邦題は「踊れ喜べ、汝幸いなる魂よ」その３楽章めに当たるのが「アレルヤ（神をほめたたえよ）」で、単独でもよく歌われる曲です。

 

歌詞は、ただひたすら「アレルヤ」の繰り返しで途中からリズムが細かくなり、音程をとるのがとても難しそう、、、

 

それを見事に歌っておられて、ご自分の身体を楽器にしてあんなふうに歌えるなんて声楽の方はすごいなあ、さぞ気持ちが良いだろうなあと思いながら帰路につきました。

 

耳に残っていたので帰りの車でで思わず歌ってみたのですが、同乗の方にクスッと笑われました(;’∀’)

 

 

夏の初めに気持ちの良いひと時でした。