2022-02-27
連弾の楽しみ♪ドビュッシー「小舟にて」
こんにちは。
函館中道のピアノ・ソルフェージュ教室おんぷやです。
昨日からグッと気温が上がり、あちこちから氷を割る音や、ちょろちょろ雪解け水の流れる音が聞こえてきて、心が踊ります。
ようやっと冬が過ぎたんだな…(*´▽`*)という気持ちです。
雪解け水をうまく排水溝へ誘導するために溝を作ったり、寄せた雪の山を崩したりする作業は、幼稚園の頃の砂場遊びに似て、つい夢中になります。
ドビュッシーの小組曲より「小舟にて」
生徒さんとの演奏です。
フランス生まれのドビュッシーの生きた時代は、印象派と呼ばれる画家や小説家、音楽家が互いに影響を与え合って作品を残しました。
印象派の代表的な画家であるモネは、木々を表現するのに、少しずつ微妙に違う緑の色を天描画のようにして、やわらかな光に満ちた世界を描きました。
一方のドビュッシーは、それまでの音楽でよく使われていたはっきりした和音を用いて曲を作るというよりは、隣り合った音同士を繋げてその中にメロディーを埋め込むことで、やわらかな、又、時には大胆な音楽の流れを色彩的に表現しました。
ドビュッシーが27歳の時の作品です。